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ご案内information

人間の歴史の授業を創る会

人間の歴史の授業を創る会は、約半世紀にわたって社会科の授業の実践を積み重ねて
きました。
おもに歴史が中心ですが、ダイナミックで楽しく、よくわかる授業づくりを
めざしています。

今、学校で普通に授業されている内容の中にも、私たちが授業してきたものが、
いくつかあります。
火おこし、米作り、織物の授業、砂鉄から鉄を作る、チョコレートから世界を見る授業、
蚕を育て絹糸を取る授業、・・・・・
一般的に広まった授業の多くは、私たちの会のものづくりを中心にすえていますが、
出発点は、「人類の歩みを、小学生でもわかるように授業するには、
どうしたらいいか?」
「暗記ではない、社会科の楽しい授業が創れないか?」という
歴史の授業試行錯誤の中で、はじまったものです。

ものづくりだけでなく、
”社会のしくみや歴史の流れを、ダイナミックでマクロにとらえる社会科の授業を
創りたい”という本来の目標についても、半世紀以上、実践を積み重ねてきたので、
さまざまなアイディアと内容が、豊富にあります。

そうした会の財産を、ぜひ若い先生たちにも、お伝えしたい・・・・
そう私たちは願っています。

最初に授業の内容を作ったのは、白井春男代表で、
授業者は久津見宣子でした。
最初は二人から始まった実践でしたが、
今では、誰がやっても
「先生、こんな楽しい授業、こんなわかる授業いいねえ」
という子どもたちの笑顔に、恵まれることができます。

ぜひ、私たちの情報提供を役立てていただき、子どもたちの笑顔に
日本中の学校が包まれるよう、願っています。


人間の歴史の授業を創る会の活動について

会はこんな活動をしています。



合宿研究会

年に2回、春と夏に授業を持ちよって、授業報告・検討をします。
授業研究とともに、ものづくり講座、問題提起による討論などもします。
実践を積み重ねてきた活動の中心は、この合宿研究会の場でした。


博物館活動

山梨県秋山村に「人間の歴史・教材教具博物館」を開設して、20年弱になります。
私たちの財産である教具、資料などが三棟の建物の中に展示、そして体験できるように準備されています。
春には、野草のてんぷらの会、合宿研究会のそれぞれの会場になります。
緑の美しい森の中、ぜひ、お泊りで、おいでください。


毎月の活動

毎月1回、あるいは、不定期に継続して行っている活動があります。
中心は、人間の歴史ゼミという学習会、他にもサークル活動、冬のものつくり学習会などがあります。


本の出版

実践集(機関誌)は1巻から3巻まで、合計33冊に及びます。
そのほかの実践についての単行本も数冊出版しました。
授業をするときには、細かい点まで記録されていて、大変参考になると思います。
興味のある方は、販売いたしますので、お問い合わせください。


フィールドワーク

会代表:白井春男は、日本各地、会員・民間他団体を訪ね歩きながら、社会科独自のフィールドワークを行い、
「遠足」と呼んで、その楽しみを、会員に伝えてくれました。
「遠足」は世界にまでおよび、イギリス産業革命の旅では現地集合現地解散の試みもしました。
その流れは、今も会の参加者の楽しみとなっています。
毎年、夏の合宿研究会前後には、日本のフィールドワーク、
他にも、人間の歴史ゼミを母体にした海外フィールドワークを企画し、参加者の好評を得ています。

人間の歴史の授業を創る会

連絡先・事務局
〒340-0802
埼玉県八潮市
    鶴ヶ曽根824-7
       川上泉 方

TEL(FAX): 048-945-0651