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みなさんから寄せられた感想、お便りなどを紹介します。


ソーラーカーで、中学生と太陽光実験!! Iさん (2013・7)
春の合宿で手に入れたソーラーカーで
先日子供と遊びました。
夏休み前の授業のほんの一コマ。
うっっれしそうに、子どもたち、ソーラーカーを地面に置くと
歓声をあげていました。
エネルギーのことは学習したし、とりあえず、太陽の光で動く、ということを
実感できればいいか・・・・くらいの気持ちでやってみたら・・・。

予想以上に子どもたちが喜んで、
くるくると円を描いて走る車や、何台かで競争させる子もいれば、
…笑ったのが、逆走する車にあたった子は、なんか得した気分で、
逆走した車を喜んでいました。
自分の体の影を障害物のようにして、太陽光が当たっている時と、
影に入った時に急にストップする感じとを楽しんでいました。
ふと、班ごとにでも、影を障害物にして、ルールを作って、
ソーラーカー競争したいな・・・なんて思ったり。

3年生、2クラスのうち、1クラスはソーラーカーの時間がとれたのですが、
1クラスは、事情がありできず・・・。
でも、できなかったクラスの子ども達、3人ぐらいやってきて、
「先生、俺らはソーラーカーせんの??」って。
いやいや、わざわざ聞きに来るくらい興味があるなんて(笑)。
「やるよ(笑)」「ほんま?」「夏休みのあと?」「やった!!」なんて。かわいったら。
その中の一人の子は、虫や生き物が大好きなんです。
あ、ソーラーカーは生き物ではないですが・・・。

太陽光を身近に感じるには、そしてエネルギーを考えるにはいい教材と思いました。

ソーラーカー見せた時は、生徒は「先生…なんで、そんなのもっとるん?」
「暇なん?」「お金余っとるん?」「じゃけぇ結婚できんのよ」
などなどいろいろ言いますが、
とても興味津々で、「さすが先生!」ってわくわくしてました。
やっぱり、動くものって好きなんですね。
               
           担当者からひとこと・・・
               合宿研究会の教具が、すぐに役に立って
               うれしいです。
               教具を準備した担当者も、大変喜んでいました。
               ちょっと修理も大変でしたが、修理担当者も同様です。
               教具をたくさん準備すると、子どもたちは、
               すぐお金のことを心配してくれます。
               だから、逆に「大丈夫、月給100万だし、お金たっぷり・・・」
               と言うと、教具の大洪水に、
               「財閥」とか「セレブ」とかいう
               あだ名がついたこともありました。
               それも子どもたちの感謝の気持ちだと思っています。
               なんといっても、子どもたちの目の輝きには、
               代えられない、麻薬のようなはまってしまううれしさがありますね。
               ミニソーラーカーは、絶対喜ぶと思います。
               太陽のよく出ている日を選べば、太陽のエネルギーを
               とてもよくわかる教材ですね。
               多くのかたが利用していただけると嬉しいです。



お蚕日記を読んだIさんから〜   (2013、7)
蚕の動画撮影すごいですね!!
私は今まで、このHPの「お蚕さま日記」だけは、見れなかったんです、
はい。ごめんなさい。
避けていたわけではないんですが。
今回、「お蚕さま日記」じっくり読みました。
やっぱり、いつも思うのですが、
交尾をして卵を産んで死んでいく・・・って。
やっぱりすごい・・・。
いろいろ考えちゃいました。蚕の人生・・・。
あ、人生じゃないか。

返す返す、お蚕さまの記事、感激しました。

          担当者からひとこと・・・
              このお蚕日記を書くについても、なかなか苦労しました。
              毎年飼う担当者も大変で、いろいろ苦労があります。
              記事にする方も、聞き出すのと、描きこむのがなかなか大変でした。
              しかし、今年、検索してくださる方が、とても増えたので、
              全国のかたのお役にたてたのではないかと、とてもうれしいです。
              また、感激していただけたとは、これもうれしいことでした。




綿から糸を紡ぐを授業されたIさんから〜  (2013・5)

《糸紡ぎの授業をして》

この会を知って、合宿研に参加して、
まず飛びついたのは「綿から糸を紡ぐ」ことです。

会を知る前も産業革命では糸をつくっていたのですが、
それは、脱脂綿から糸を手でよりをかけるという単純なものでした。

それでも、生徒たちは夢中になって糸をつくっていました。

ところが、この会に参加して、
本物の綿から紡錘車を使って糸をつくるのをみて、「これ!!!っ」と。

会の方がまるで手品のように、1.5p〜2pの綿の塊から
スルスルスルスルスル〜ッと細い糸を作り出すんです。

自分がやってみるとブチブチに切れるは、ぶっとくなるは

紡錘車の見本を1ついただいて、自宅で生徒分つくり、糸をつくる練習をし

そして、糸紡ぎの授業。やってみました。

私が糸をつむぐと生徒たち「おーっ!!」と歓声。
自分たちもすぐに紡げると思いきや悪戦苦闘()

もくもくと糸紡ぎに熱中し始め、次第に上手に紡げる子が出てくる。
この時は本当にテストの点なんて当然関係なく、「○○すごい!!」と、
日ごろ目だたない子が脚光を浴びたりする。

生徒の感想にも、この糸紡ぎの授業は
必ず印象に残った授業として挙げられます。
「あんなに糸をつくることが大変だったなんて」
「今までは何も思ってなかったけど、布ってあんなにつくるのが大変なんだ」
「なかなかできなかったけど、楽しかった」「昔の人はすごい」などなど

今では必ず行う授業です。

『布』というものがいかにすごいものか、自分が実感させられました。
この授業を通して、昔税として布が納められたことや、
産業革命による大量生産が世界を変えたこと、
イギリスがインドを国ごと取っちゃえと考えたこと
色んなことを自分が感じることができました。

次は、【糸車で糸を紡ぐ】【ミニ織り機で布を織る】を実践したい。
また、練習します。

会の研修に参加すると、細かいコツが教えてもらえて。
本当にありがとうございます。


       担当者からひとこと・・・
        合宿研究会に、いらっしゃるようになって、
        しばらくして、授業されたようです。
        子どもの目の色が変わる様子は、
        苦労した話の中にも、ベテラン先生が語られています。

        綿花も育ててみてください。大量生産できます。
        あと、おすすめは、映像の中に出てくる綿花畑です。
        教具コーナーで紹介します。



本を購入いただいたYさんから〜     (2013・3)

とても貴重な本を送っていただいて、
(※白井春男テキスト・人間ってすごいね先生など)
うれしく思い、感謝しています。
世の中がこのようだから、何かとても不安になったり、
あきらめそうになったり・・・けれど、
もっと大きな視点で捉えて、考えることで
勇気や責任や感謝の気持ちが出てきて、
あきらめないで、ふんばって、まずは目の前のことを
変えていく努力をしていこうという気持ちに、
きっとこれらの本が導いてくれるのではないかと思っています。
大切にして、大事にして読み、扱わせていただきます。
ほんとうにありがとうございました。

    担当者からひとこと・・・
     こちらこそ、ありがたいです。
     古い本ですが、愛読していただけるのは幸せです。
     今も、実践の柱はこのまま使えます。





「アイ love 授業」の読者Iさんから〜5回目   (2013・3)

私が今悩むのは、時間が足りない。
まったくもって、足りないことなんです。
全然足りない!!!私でも。

ほかの教科の時間をもらってでも、授業をしたいと思う。
そんな気持ちになるのはこのサークルのおかげです。

どこをどう削ってやろうかということが悩みです。

江戸で、仁を見せ、火打ち石で灯りをつけ、
そんなことしたら、本当に時間がなくて

どこをどう削ったらいいですか?それも知りたい。

アヘン戦争では、今年度もやっぱり、いただいた写真を見せ、
けしの実をパラフィン紙に包み、まわしました(笑)。

こどもたち、みんな、のけぞってました。(笑)。

(アヘンの種と言って、けしの実を渡したので、
 子どもたちは、本気で麻薬だと思い込んで
・・・・)

その後、バレンタインもあり、
カカオのことをトピック的に取り上げました。
カカオポッドもたまたま手に入れることができて、
こどもたち「いったい、先生何者??!!」って言われました(笑)。

「本物」が持つ力はやはり、すごいです。
私もそうですが、こどもたちも吸い込まれます。

会からいただいた、等身大のアウストラロピテクスや、
牛の肩甲骨、インパクトあり過ぎなくらいです。

そして、2年生が、等身大のアウストラロピテクスを
私がもっているのを見て、「あ、ルーシーちゃんなつかしぃ!」って。


      お返事・・
       やはり、アヘンについてのジャーナリストのかたの写真が
       すごいのだと思います。
       私たちは、一介の教師、
       だから、第一線のかたの力を借りないと
       子どもたちを感動させたり、驚かせたり、楽しませたり・・・
       それはできないと思うので、足と頭と手を使って
       一生懸命集めます。

       どこを削ったらいいか・・・
       そういう質問はよく受けるのですが、
       私の考え方は、ちょっと違います。
       受験にしても、社会人にしても、
       歴史を学ぶ上で、一番大事な知識は何だろうか?
       そう考えて、そこを重点的に教えます。
       だから、人間が人間になった時代=人類誕生にも
       10時間かけますし、
       古代文明=これは世界常識として重きを置きます。
       古代日本は国家の基礎と朝鮮中国とのかかわりを中心に
       中世は武士から自立する農民の姿、
       近世江戸は、平和で経済発展した時代、
       ルネサンスは大航海時代で世界が一つになったから
       ここにも、重点を置きますし、
       幕末から明治は、イギリスからの産業革命から世界市場ができた時代として、
       いっきに第二次世界大戦まで、流れの中で教えます。
       生涯学習にも耐える、
       それだけの中身を教えようと
       その気概だけは持ってきたので、考え方が、ちょっと違うかもしれません。
       お答えが、ちょっと、難しすぎたかな?ごめんなさい。



「アイ love 授業」の読者Iさんから〜4回目   (2012・11)

**質問なのですが。

江戸時代の授業で、行燈を使ったり、菜種をつぶして油をみたり、
人々の生活のことで楽しい授業をされていたと聞きました。

庶民の生活を実感できるような授業、私でもできますか?

そして、江戸時代の改革の授業とかは、私はうまくできません。
吉宗とか、松平とかいつも説明ばかりになって

ここ最近は、そんなのいっかと、開き直ってプリントで
さっさと済ませたりしています。

が、そんなのはだめでしょうか?


      お返事・・
       江戸時代は、ほんとうは今の時代の基礎を
       作っている時代で、名残もたくさんあると思います。
       例えば、寺子屋とか、地名とか、街道とか、住宅街とか・・・
       とてもおもしろいと思うんです。本格的に学ぶんなら。
       でも、教科書は江戸時代260年間を40ページで扱い、
       幕末から明治40年間も40ページで扱っています。
       大正は14年は10ページ
昭和は60年間を30ページで・・・。
       いかに、明治偏重かわかるでしょう?
       それに、明治を学ぶ時には、
       欧米列強にいかに明治政府は対抗しようとしたか
       因果関係が少しですが、わかるように詳しく描かれています。
       江戸時代ならば、どうやって、平和を維持し、
       その中で、それぞれの藩が、どう生産性をあげようとしてきたか、
       藩経営の努力や、農民自身の農業技術の向上の努力を
       知ってこそ、先人のことが学べると思いますが、
       教科書は、あまりに、概論過ぎると思います。
       江戸時代に、ほんとうは、もっと敬意を払って
       どう日本の経済力を上げ、文化を作り上げてきたか
       学んだほうが良いと思っています。
       それを学ばないで、改革って、何なのか、わからないと思うんです。
       だから、割り切って授業します。
       受験用語なんだと思います、三大改革は。
       ほんとの意味を理解するには、
       子どもたちにも、本質的で、膨大な知識がいると思います。
       だから、江戸時代の産業の発展に焦点を当てて、
       (これは私たちの生活につながるので)
       私は授業することにしているのでした。



「アイ love 授業」の読者Iさんから〜3回目   (2012・11)

私は教師という仕事が私にとって向いているとは,
まだまだ思えない場面がたくさんあります。

特に、教科や生徒指導はそうです。

教科ではとにかく、いろんなことを細かく知って,
知識が本当に豊富な先生方が沢山おられて、・・・・・

でも、この会を知って、
本当に、自分が授業が楽しいと思えるようになってきました。

それまでも、それなりには楽しく、子どもも楽しくしていたと思いますが、
会に参加するようになって、変わってきたと思います。

話は変わりますが


先週、奈良・京都・大阪へ修学旅行へ行きました。

これまで、会のフィールドワークや学習会でも、
糸や織物はよくレポートがあった影響だと思いますが、
私は、法隆寺に展示されていた布に目が留まりました。

1点はきれいな織物で、もう1点は「調布」と書かれていました。

「調布」の方は目も粗く、白いものでした。
当時の税として集められたものでしょうか?

どんな人がどんなふうに織っていたのだろうなど、
瞬間、空想の世界に入ってしまいました。

今回の修学旅行でも、会で経験したことを
生かすことができたなあ・・・なんて、自分では思っています。


     お返事・・
       教師が私自身も、向いているとは
       最初、全然思えませんでした。
       でも、とにかく授業をしたかった。
       それは、白井氏、久津見さんの授業がおもしろかったからです。
       授業が楽しいと感じるんだったら、
       やっぱり、合っていますよ。
       子どもたちは、楽しいこと、おもしろいことが大好きです。
       勉強を楽しくしてくれる先生は、大好きなんです。
       



「アイ love 授業」の読者Iさんから〜2回目   (2012・10)

「株式の授業」また、今度アップされるのを楽しみにしています。

最初は、年に1度、合宿で学習できるのが楽しみでした。

でも、会員になると、会報が送られて、
それがとても待ち遠しくて、楽しみになっています。

合宿やフィールドワークに参加すると、その時にお会いすることが
できた方々のレポートが送られてくるので、楽しみが何倍にもなります。

そして、こうやって、HPがあると、
またリアルタイムにより近くなるので、
本当に、地方に住む私には嬉しいったら!!

        
     お返事・・

       寄せられるお便りは、こちらの励みです。
       なかなか授業が、アップできなくて、
       本当に申し訳ない。
       ぜひ、皆さんのお役にたちたいと思っています。




冬のものづくり講座:
「水力・風力発電機を作る」に参加されたTさんから〜
  (2013・1)

発電のしくみがとてもよくわかりました。
自分で調べると難しいので、
なかなか理科で学んでいることが、
今のエネルギーに結びつかないのですが、
単純な仕組みというのがわかり、良かったです。
わかったうえで、原子力の問題を考えると、
とても身近に感じ、
自分たちの問題だということがわかります。

    担当者からひとこと・・
     たくさんの教具、模型を使って
     原子力発電のしくみを解説する講師、
     簡単な水力発電機・風力発電機の
     模型の作成もうまくいき、参加者の皆さんは
     大変満足されていたようでした。



「アイ love 授業」の読者Iさんから〜   (2012・10)
             

どんなふうに授業が進んでいるか、クラスが進んでいるか、
様子が伝わり、嬉しいです。

合宿研しか参加できないので、
日々のことが分かることが本当に助かります。

教材や授業の話題はもちろんですが、
私としては土日などの過ごし方とかも、すごく興味あります。(笑)


以前の野麦峠のフィールドワークに参加したときに、
「あゝ野麦峠」のビデオを会から手に入れました。

その映画「野麦峠」は半年ほど前、
知人の社会科教員の中で話題に上がりました。

「今はどこ行ってもないよね」
「どこ検索してもないんですよね。でも、私、ビデオ持ってます」
「すごい!!」

その時、「でも、なんで、今、全く表に出ないの??あんな名作なのに・・・」
ってことが話題になりました。


     お返事・・・
       読みました。
       とても張り合いがあります。ありがたいです。
       野麦峠は、たぶん著作権の問題があり、…だと思います。
      
感想を頂けると嬉しいです。楽しみにします。






人間の歴史の授業を創る会

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